食中毒とは
食中毒の症状と原因
飲食物に含まれている有害な物質を
摂取することによって発生する健康被害を
食中毒という
主な症状は、腹痛、嘔吐、発熱、下痢などが
みられるが、最悪の場合死に至るケースもある
食中毒はその原因物質によって、
細菌性食中毒、ウイルス性食中毒、自然毒食中毒、
化学性食中毒などに分類される
食中毒は
細菌性、ウイルス性、自然毒、化学性に分類できる
食中毒の発生状況
食中毒はその多くが細菌またはウイルスを
原因として起こる
最近は食生活の欧米化とともに肉食が増えたため、
カンピロバクターを原因とする食中毒が増加
食中毒の発生が社会環境や食生活のあり方と
密接に結びついていることが分かる
病原微生物が増殖するための条件は、
栄養素、湿度(水分)、温度の3つ
細菌性食中毒は6月~10月に発生件数が増加する
梅雨時期から高温多湿の夏場にかけて
細菌が増殖しやすくなっているためである

ただし細菌性食中毒以外では、
毒キノコによるものが秋、
ふぐ毒によるものは冬に集中する
またノロウイルスを原因とする
ウイルス性食中毒は冬に多く発生しているため
年間を通じた対策が必要
栄養素、湿度(水分)、温度は、
病原微生物が増殖するための3条件
食中毒と腐敗
(1)腐敗
細菌性、ウイルス性の食中毒や腐敗は
どちらも微生物の働きによって生じる
腐敗とは食品に微生物が増殖した結果、
食品本来の味や香りが損なわれて
食べられなくなることをいう
食中毒の場合は微生物が増殖したり
毒素を産出していても見た目や匂い、
味などは変わらないことが多いので注意が必要
(2)有害微生物
食品にさまざまな変化を起こす微生物には、
病気を起こす有害微生物と
人間や動植物が生きていくために必要で
有益に働く微生物がある
腐敗に関係しているのは有害微生物
食品の外観や臭いなどで
食中毒を判断することは難しい

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