化粧品成分検定勉強ノートNo,6

勉強・実践・準備中リスト

BG

  

BG

【ベース成分】水性成分

【慣用名】ブチレングリコール

【特徴】無色透明でやや粘性のある液体

  

石油由来/『アセトアルデヒド』

 という化学物質から合成する

 植物由来/発酵エタノールから合成する

  

多価アルコールである

  

油性成分の溶解性や防腐効果が上がる

 製品によっては粘度を低下させるため

 にも使用されることもある

  

成分にもよるが、

 防腐剤と一緒に用いると防腐効果が高まるため、

 使用する防腐剤の量を減らすことができる

  

多価アルコール

構造内に水酸基(OH)を2個以上持つアルコール

  

メモ

全成分表示にBGが出てきた場合、

必ずしも保湿・保水や防腐性の向上の働きを

しているとは限らない

それらの働き以外に、エタノールと同様、

植物からエキス成分を取り出す際の抽出溶媒

としても用いられている

  

植物を、BGと水を混ぜたBG水溶液につけ込むと、

植物からエキス分が染み出す

エキスが溶け込んだBG水溶液は、

そのまま植物エキス原料として使われる

この植物エキス原料を化粧品に配合する場合、

化粧品にはエキスとともに微量のBGも

入ってるので、化粧品の全成分表示には

BGと記載される

しかし、BGが保湿・保水や防腐力向上などの

効果を示すためには、10%前後の配合量が必要

なので抽出溶媒として使用された場合は、

保湿・保水や防腐力向上などの効果は、

まったく発揮されない

  

全成分表示で、もしBGが1%以下と思われる位置に

表示されている場合は、保湿・保水や防腐力向上の

ために配合されているのではなく、

植物エキスの抽出溶媒として使われたものが

エキスとともに化粧品に入ってきたものである

  

  

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