機能性成分 ~美白~
機能性成分 ~美白~
ホワイトニング成分ともいい、
紫外線によるメラニンの生成抑制し、
シミ・そばかすを防ぐ
本来の肌より白くするものではない

①紫外線を浴びると活性酸素が発生して、
肌を傷つける
②肌が傷ついて、紫外線が入り込んでくるため、
「紫外線から肌を守るためメラニンを作れ」
という情報がメラノサイトに伝わる
美白成分 メラニン生成を抑制
③紫外線から肌を守るメラニンが発生
美白成分 メラニン排泄を促進
④メラニンが細胞に届けられて肌を黒くする
美白成分 メラニンを還元
⑤肌のターンオーバーでメラニンが
表皮からはがれ落ちる
代表的な美白成分の働き
メラニン生成を抑制
ビタミンC誘導体、アルブチン、カミツレエキス、
プラセンタエキス、コウジ酸、エラグ酸、
ルシノール、リノール酸、トラネキサム酸
メラニン排泄を促進
ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、リノール酸
メラニンを還元
ビタミンC誘導体、エラグ酸
代表的な美白有効成分
厚生労働省承認の美白有効成分とは、
各メーカーが医薬部外品に配合する成分のうち、
厚生労働省により
「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ」
あるいはこれに類似した効能を表示することを
認められた成分のことである
安全性と有効性の観点から、
配合する量が決められている
ビタミンC誘導体
ビタミンC単体では壊れやすく、
肌に浸透しにくいため、
より長い時間皮膚内にとどまるように
開発されたのがビタミンC誘導体
アルブチン
糖と「ハイドロキノン」から合成される、
ハイドロキノンの糖誘導体
プラセンタエキス
豚、羊、馬の胎盤から精製水で抽出する
コウジ酸
麹菌由来で、麹を扱う酒造で働く人の手が
白くなることから注目されるようになった美白成分
エラグ酸
イチゴから発見された成分で、
ポリフェノールの一種である
リノール酸
サフラワー油などから抽出される成分
ルシノール
モミの木に含まれる成分がもとになった美白成分
トラネキサム酸
人工合成されたアミノ酸で、
止血剤としても用いられ、
肝斑の改善効果も認められた成分
美白化粧品を使用することにより、
肌に透明感を与えたり、
出来てしまったシミを薄くすることが期待できる
しかし、紫外線を浴びると
メラノサイトがメラニン生成に関わる
チロシナーゼを生成し、メラニン色素になる、
という自然のメカニズムを美白成分が阻害し、
皮膚のバリア機能を破壊する恐れもある
そのため、使用は好ましくないといった考えもある
また、美白化粧品を使用すれば、
肌がすぐに白くなるわけではない
じっくりと時間をかけてお手入れすることが大切
UV対策も忘れずにしていきましょう

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