セタノール
セタノール
【慣用名】セチルアルコール
【油性成分種類】高級アルコール
【特徴】白色のビーズ状
●ヤシ油、パーム油、牛脂などから
化学的に処理し分離精製されて得られる
●ベタつかずサラッとした感触なので、
感触改良材剤として配合されている
●界面活性剤がありクリームや乳液に
配合すると乳化の安定性が高くなる
●炭素数16の高級アルコールである
少量の水なら溶かし込むことが出来る
“高級”油性成分って?
高級脂肪酸や高級アルコールの『高級』とは
“値段が高い”という意味ではない
炭素(C)がいくつも繋がっている炭素鎖の末端に
カルボキシル基(-COOH)がついた構造を脂肪酸、
水酸基(-OH)がついた構造をアルコールと呼ぶ
カルボキシル基(-COOH)や水酸基(-OH)は、
水に溶けやすい性質を持っているので、
炭素鎖が短いと水に溶けやすくなり、
炭素鎖が長くなると油の性質が強く出て、
水に溶けなくなる
炭素鎖が短く水に溶けやすい脂肪酸を低級脂肪酸、
アルコールを低級アルコールと呼ぶ
炭素鎖が長く水に溶けない脂肪酸を高級脂肪酸、
アルコールを高級アルコールと呼ぶ
低級と高級の境目は明確ではないが、
炭素の数が12以上のものを高級と呼ぶことが多い


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