化粧品成分検定勉強ノートNo,16

勉強・実践・準備中リスト

  

  

ミネラルオイル 

 

 ミネラルオイル

【ベース成分】油性成分

【慣用名】鉱物油

【油性成分種類】炭化水素

【特徴】無色透明で無臭の液体

 

●ミネラルオイルはワセリンと同様に

 石油から得られる成分である

 室温で液体=ミネラルオイル

 室温で固体=ワセリン

 なので本質的には同じものと考えられる 

 

●肌への吸収性が低いため、

 肌の表面にとどまりやすく、

 水分蒸発を防ぐ保護力に優れている

 

●クレンジング力も高いので、

 クレンジングの油性成分として使用される

 

 

鉱物油は肌によくない?

1970年代に、

精製度の低い鉱物油を使った化粧品が

市場に出回りこれを使用した人が油やけを

起こしたことがあった

この油やけの原因は鉱物油そのものでなく、

精製度の低い鉱物油に含まれていた不純物

あったことがのちに解明されている

しかし、この一件から、

今でも『鉱物油はよくない』という

イメージを持つ方がいる

  

現在化粧品には、石油を分留・精製し、

不純物を取り除いた精製度の高い

油性成分だけが使われている

代表的なものにワセリンやミネラルオイルがある

ワセリンはその安全性の高さから、

皮膚科で処方される塗り薬の基材や、

パッチテストの基材としても使われる

ミネラルオイルはベビーオイルの原料に使われる

  

植物由来・動物由来の油も、搾油したままでは

多くの不純物が含まれていることもある

そのため鉱物油と同じく高度な精製で不純物を

取り除いた安全な油が化粧品として製造される

  

しかしながら、オーガニックやナチュラルを

謳うオイルの中には

『自然の恵みをそのまま肌に取り入れる』

という考え方からあえて高度な精製をせず、

目に見える大きな不純物をフィルターを通して

取り除いただけの非常にナチュラルなものもある

  

肌が敏感な方は無条件に

『植物性・動物性の方が肌に優しい』と

判断するのではなく、

刺激になりやすい不純物が限りなく取り除かれた、

純度の高い油性成分を選ぶといいでしょう

  

  

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