水溶性コラーゲン
水溶性コラーゲン
【ベース成分】水性成分
【慣用名】コラーゲン
【特徴】保湿剤 白色の液体 水溶液で無色透明
●豚や魚など、動物の皮や鱗から抽出した
水溶性のたんぱく質から得られる
本来は溶けないものが由来なので、
酸やアルカリ、酵素などで溶解して抽出する
●とてもなじみがよくサラッとしているが、
肌や毛髪の表面に保護膜をつくる
●低温ではゲル状、人の体温では主に液状である
●コラーゲンは水にほとんど溶けないため、
水溶性にすることで化粧品に配合しやすくした、
水溶性コラーゲンを使っている化粧品が多い
化粧品ではコラーゲンと呼んでいるものは、
ほとんどの場合、水溶性コラーゲンか
加水分解コラーゲンを指す
ゼラチンはコラーゲンの変化形
コラーゲンは加熱によりらせん構造がほどけて、
ゼラチンになる
例えば、鶏肉や魚の煮物を作ったときに、
煮汁を冷やすとゼリー状に固まる煮こごりは、
鶏や魚の皮や骨にあるコラーゲンが煮汁に
溶け出してできたゼラチンのゼリーである
メモ
コラーゲン分子は3重のらせん状構造で、
コラーゲンの両端にあるアレルギーの原因に
成り得る部分を酵素により除去したものが、
『アテロコラーゲン』である
化粧品で一般的にコラーゲンといわれているのは
このアテロコラーゲンで、分子が大きく、
水溶液はとろみが出るので、
少量の配合でも感触が変わる
加水分解や酵素で処理して細かくしたものが、
『加水分解コラーゲン』である
分子が小さく、水溶液にとろみが出ないので、
感触にはほとんど影響を与えない

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