化粧品成分検定勉強ノートNo,10

勉強・実践・準備中リスト

水溶性コラーゲン

  

  

水溶性コラーゲン

【ベース成分】水性成分

【慣用名】コラーゲン

【特徴】保湿剤 白色の液体 水溶液で無色透明

  

豚や魚など、動物の皮や鱗から抽出した

 水溶性のたんぱく質から得られる

 本来は溶けないものが由来なので、

 酸やアルカリ、酵素などで溶解して抽出する

  

とてもなじみがよくサラッとしているが、

 肌や毛髪の表面に保護膜をつくる

  

低温ではゲル状、人の体温では主に液状である

  

コラーゲンは水にほとんど溶けないため、

 水溶性にすることで化粧品に配合しやすくした、

 水溶性コラーゲンを使っている化粧品が多い

 化粧品ではコラーゲンと呼んでいるものは、

 ほとんどの場合、水溶性コラーゲンか

 加水分解コラーゲンを指す

  

ゼラチンはコラーゲンの変化形

コラーゲンは加熱によりらせん構造がほどけて、

ゼラチンになる

例えば、鶏肉や魚の煮物を作ったときに、

煮汁を冷やすとゼリー状に固まる煮こごりは、

鶏や魚の皮や骨にあるコラーゲンが煮汁に

溶け出してできたゼラチンのゼリーである

  

  

メモ

コラーゲン分子は3重のらせん状構造で、

コラーゲンの両端にあるアレルギーの原因に

成り得る部分を酵素により除去したものが、

アテロコラーゲン』である

化粧品で一般的にコラーゲンといわれているのは

このアテロコラーゲンで、分子が大きく、

水溶液はとろみが出るので、

少量の配合でも感触が変わる

加水分解や酵素で処理して細かくしたものが、

加水分解コラーゲン』である

分子が小さく、水溶液にとろみが出ないので、

感触にはほとんど影響を与えない

  

  

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