機能性成分~抗シワ/エイジングケア~
乾燥によるシワの予防や改善をする成分
一概にシワといってもその形態には
大きな違いがある
角質層の乾燥によって起こる
細くて浅い溝のような乾燥性のシワ、
目尻にできる通称”からすの足跡”のような小ジワ、
額や頬などに見られる長くて深い明瞭なシワ、
に大別できる
小さいシワは角質層、表皮の関与が大きく、
大きいシワになるにつれて真皮の関与が大きくなる
そのため、使われる抗シワ成分は、
対象とするシワの種類によって異なる
●乾燥性のシワ
主に角質層の乾燥に起因するシワで、
保湿による改善が期待される
コラーゲンやヒアルロン酸などが有効
●目尻などの小ジワ
組織学的には表皮から真皮乳頭層あたりまでが
変形して、シワを形成している
角質層や表皮への作用により、
シワを軽減すると期待できるのは、
「ビタミンA誘導体」である
●額や頬などの長くて深い明瞭なシワ
これらは永久的なものと考えられている
原因は自然老化による細胞機能や組織の変化、
そして日光にさらされてダメージを受ける
「光老化」がある
真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維などの
量的・質的変化を防御することが、
シワ形成の予防や改善につながると考えられていて
「レチノイン酸」や「レチノール」は
シワの改善効果が期待されている

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